こんにちは!Toshikiです。
今回は「中国で最も使われているSNSはどんなものがある?」についてお話ししていきます。
日本でも親しみのある代表的なSNSといえば「Twitter」「Instagram」「Youtube」「Facebook」などですよね。
中国ではこれらのSNSが使えないのは、皆さんもご存知だと思います。
では中国は、どんなSNSを使っているのでしょうか。
詳しく見ていきましょう👍。
中国のSNS(チャット)
中国では主に使われている「チャットアプリ」は多くあります。
マイナーなものから有名なものまでありますが、今回は中国で最も使われている「チャットアプリ」を厳選して以下2つを紹介していきます。
- WeChat(ウィーチャット/微信)
- QQ(キューキュー)
順々に説明していきます。
WeChat(ウィーチャット/微信)
中国の大手IT企業テンセント社が、2011年にWeChatのサービスを開始しました。
WeChatの月間アクティブユーザー数は、10億人も超えるNo1チャットアプリとして使われています。
主な機能は以下になります。
- チャット
- モーメント
- 送金
- 決済
機能面はLINEとほとんど遜色なく使えます。
大きな違いとしては、WeChatの使い方です。
多くの中国人は、文字でコミュニケーションするよりボイスメッセージの方が主流です。
また、中国はキャッシュレス決済化が他国より進んでいるので携帯(WeChat)1つあればどこでもお会計ができてしまうのがメリットです。
QQ(キューキュー)
QQはWeChatのサービスが開始される前に、中国の間で主流なチャットアプリとして使用されていました。
現在はWeChatが主流ですが、まだ若い年齢層の間で使用されています。
主な機能は以下になります。
- チャット
- ミニブログ
- ファイル転送
- 決済
チャットアプリサービスとしてはQQの方が先で1992年〜開始されております。
アクティブユーザー数はWeChatより少ないですが、2020年時点で7億人以上の方が利用しています。
少ないと言ってもこれほどの利用者がいるので、QQの方も未だに健在です。
マーケティングという視点でもWeChatとQQを利用しない手はないですね。
中国のSNS(交流)
交流型SNSアプリは「FaceBook」「Twitter」などがあります。
中国では「FaceBook」「Twitter」の代わりとして使われているのが以下のアプリになります。
- Weibo(ウェイボー / 微博)
Weibo(ウェイボー / 微博)
Weiboは中国版Twitterと言われておりますが、Facebookの機能も兼ね備えたSNSメディアになります。
日本の芸能人も利用している方が多く、ユーザー数は8億人以上の方々に利用されています。
主な機能は以下になります。
- 文章/画像/動画投稿
- ランキング
WeiboはTwitterやFacebookとほとんど同じ様な使い方でき、中国のトレンドや最新の情報を仕入れたい方はWeiboで調べるという方がほとんどです。
その情報は全てリアルタイムで更新しているので、情報のキャッチアップはスムーズです。
他にも必ず相手をフォローしなくても、ユーザーの投稿が見れるのでマーケティングの分野においても多少は有利に動くのではないでしょうか。
中国のSNS(動画)
中国の動画型SNSは、たくさんのものがあります。
その中でも「TikTok」は皆さんご存知かと思いますが、TikTokは中国の企業(ByteDance/バイトダンス)が開発運営をしています。
中国で最も使われている動画型SNSを以下の2つを紹介していきます。
- TikTok(ティックトック/抖音)
- bilibili(ビリビリ/B站)
順に説明していきます。
TikTok(ティックトック/抖音)
TikTokは、令和で最も勢いのあるアプリですよね。
知らない人はいないのではないかというレベルで、多くのユーザー(個人、法人問わず)に利用されています。
元々は中国本土でしか利用できなかったのですが、世界中版もリリースされたことにより中国以外でも利用できるようになりました。
なので、このアプリは「抖音」と「TikTok」2種類存在するのです。
両者の違いは特にないですが「抖音」は中国で年齢かかわらず、ご年配の方から若い方まで幅広い方々が利用しています。
日本(TikTok)ですと主に若い方の利用が多い傾向にあり、ご年配の方も利用している方もいますが、まだまだ少ないといった状況です。
bilibili(ビリビリ/B站)
bilibiliは2009年にサービスを開始しました。
中国では主に略してB站(ビージャン)と言います。
中国版ニコニコ動画やYoutubeと言われていて、機能面もほぼニコニコ動画やYoutubeと変わらないです。
使い方は自由ですが、主に日本のアニメ系やvlog系の動画が多いのが特徴です。
中国のSNS(写真)
中国版Instagramと言われる、写真投稿がメインの口コミSNSは以下のアプリになります。
- RED BOOK(レッドブック/小红书)
RED BOOK(レッドブック/小红书)
RED BOOKは2013年にサービスを開始しました。
UI(見た目のデザイン)がInstagramに似ていることから中国版Instagramと呼ばれるようになりました。
元々は化粧品の口コミアプリとして開発された背景があったので、利用者の多くは女性が多いです。
現在は、化粧品に限らずInstagramと同じ様な使い方ができます。
主な機能面は以下になります。
- 文章/画像/動画投稿
- ショッピング(EC機能)
多くの日本人インフルエンサーもRED BOOKを利用している方が多く、日本の企業も参入しているSNS媒体になります。
イメージはInstagramとAmazonが合体したようなアプリだと思っていただければ間違いありません。
利用者数は3億人を超えており、有名なSNS媒体の1つです。
番外編
ここまで中国の代表的なSNSについてお話していきました。
ここからは番外編で中国の検索エンジンについてお話していきます。
私たちが物事を検索するときによくGoogleを使いますが、中国ではSNS同様Google(メールやサービスを含む)が使えません。
では何を使うのかというと中国版Googleと言われる「Buidu(バイドゥ/百度)」と言われる検索エンジンを使用しています。
Buidu(バイドゥ/百度)についても紹介してきます。
Buidu(バイドゥ/百度)
BuiduはGoogleに次いで世界中で2位の利用者数を誇る大手検索エンジンです。
機能はGoogleと遜色なく使えます。
Googleでも中国についての情報は調べることはできますが、より正確な情報を調べるとなったら「Buidu」で検索し調べた方が情報量は多いのが現状です。
ビジネスの点においても、中国ではGoogleは使えないのでBaiduのマーケティングを理解する必要があります。
Googleと使い方はそこまで大きくないので、初めてBuiduを利用する方も問題なく利用することができると思います。
最後に
いかがでしょうか。
今回は「中国のSNS事情」について紹介してきました。
中国のアプリは使いこなせると非常に便利なアプリが豊富にありますので、使ってみてくださいね。
他にも中国にはたくさんの人に使われている便利なアプリもありますので、次回紹介させてください!
では、また次の記事で👍。
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