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【中国人は怒っているわけではない】中国語の特徴とは?

中国語の特徴
としき

こんにちは!Toshikiです。

今回は「【中国人は怒っているわけではない】中国語の特徴とは?」についてお話をしていきます。

皆さんは、中国の方同士がコミュニケーションするときに余りの迫力に怒っているのでは?と感じた方もいるのではないでしょうか?

実際のところは、怒っているのではなくて「中国語」の特徴が関係しています。

詳しくみていきましょう〜👍。

目次

中国語の特徴

中国語

簡体字・繁体字

中国語には大きく分けて「簡体字」「繁体字」の2つがあります。

主な違いとしては「繁体字」は漢字が難しく台湾・香港・マカオなどの地域で使用されております。

「簡体字」は繁体字より簡易的に書かれており、中国内地・シンガポール・マレーシアなどで使用されております。

発音や文法などもほとんど一緒なので、そこまで問題視しなくても良いかなと思っています。

例は以下になります。

意味は「いらっしゃいませ」になります。
繁体字:歡迎光臨
簡体字:欢迎光临

漢字に大きな違いはあれど、繁体字を使用する方と簡体字を使用する方のコミュニケーションは問題なくできています。

どちらの方が勉強したいかは基本的に自由ですが、使用割合で言いますと簡体字の方が多いため、特にどちらでも良いと言う方であれば簡体字をお勧めしています。

拼音(ピンイン)

拼音とは、中国語の発音記号にあたるものです。

日本語でも読み方を書く時にローマ字を書く時があると思いますが、それと同様のものと考えて良いかもしれません。

中国語は漢字だけで難しそうだなと思っている方にとっては、読み仮名があると学習しやすいですよね。

中国人も初めから漢字だけをみて読み書きができるようになったわけではなく、拼音を勉強して漢字が読めるようになったんですね。

拼音は全部で約400個もあり、基本的には漢字1つに対して発音が1つあります。
※例外もあり

拼音の数を見て勉強するのが大変かと思いますが、コツさえ分かれば後は慣れるだけですので大丈夫です。

中国語は発音が命です!!

中国語の声調

中国語は発音と同じくらい大事なのが、声調です。

声調とは、簡単に言うと言葉の抑揚で音の高低で言葉の意味が変わってくるのが特徴になります。

声調のパターンは基本的には4つあり「第一声」から「第四声」まで分けられています。

図で言うと以下を見ていただけたらわかりやすいかと思います。

声調
「中国語入力ガイド-iKnow!」から引用

日本語でも「兄弟」「強大」がありますが、同じ言い方でも声調で意味合いや漢字が変わってきますよね。

中国語では、これらの声調が徹底されており音の高低がはっきりしています。

中国語にも方言がある

日本は「甲州弁」「関西弁」「博多弁」「津軽弁」など多くの方言がありますよね。

中国にも同様に地域ごとに方言があります。

同じ中国語でも方言によって、中国人でも意味が理解できなかったり聞き取れなかったりします。

地域によっては中国語とは別物の言語と言っても過言ではないくらい、文法が違ったりするみたいです!

中国語が怒っているように感じる理由

中国語

中国語の発音

中国語を勉強している方なら分かると思いますが、中国語の発音は難しいです。

中国語には同音異義語がたくさんあり、発音の高低や変化が激しいのでしっかりと発音しないと相手に伝わることができません。

中国語はその言語の特性上、しっかり発音しないと相手に伝わらないため、どうしても怒っているような感じに聞こえてしまうのです。

これは中国語を勉強してみると分かるので、興味がある方は勉強してみてください👍。

人口密度も関係している

中国では人口が2022年時点で14億2,589万人とされています。

いくら広大な中国とはいえ、人口密度が他国と比べ高いため相手にしっかりと言葉を伝えるためには大きな声で伝えなければなりません。

中国にも人口密度が少ない地域はありますが、多くの地域は人口が多いです。

そのため、コミュニケーションをとるときに小さな声ですと相手に伝えるのが難しいです。

そんな大袈裟に大きな声である必要はないですが、コミュニケーションは相手に伝えることを大事なので結果として声が大きくなり、怒っているように感じると思います。

声が小さいと相手からしたら何を言っているのか分からないので聞き返すときに「あ?」とか「しゃ?」とか言われるかもしれません。

ですが、これは本当に聞こえないから普通に聞き返しているのであって「もう一度言ってほしい」という風に気軽に考えていただければと思います。

中国語はストレート

中国語の良いところでもあります。

中国語は、基本的にストレートな表現が多いです。

例えば「これいる?」と言われた時に「不要!(ブーヤオ)いらない」だけで良いので、人によってはこれが冷たく感じ怒っているように思う方も多いと思います。

日本語ですと「これいる?」に対して「大丈夫!」という表現をすることができ、遠回しに断ることができます。

文化の違いや言語の性質上の違いはあっても、中国人は決して怒っているのではなくストレートに物事を言っているだけなので安心してくださいね👍。

ですが、わざわざ悪口を言うのは中国人に限らず誰でも怒りますので辞めましょう!!

最後に

いかがでしょうか。

今回は「【中国人は怒っているわけではない】中国語の特徴とは?」についてお話しさせていただきました。

中国人は文化や言語の特性上、日本人からしたら怒っているように聞こえるかもしれませんが決してそんなことはないです。

実際のところ中国人は優しい方が多く、フレンドリーです。

中国に住んでいたことがありますが、中国にいた頃は誰とでも基本的に仲良くなれました(笑)。

では、また次の記事で〜👍。

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